メンタル・集中力

集中力で得た黄金時代Part 1

英語学校を終了後、スカジットバレー短期大学へ

シアトル大学の英語学校を終了した私は短期大学へ進学することを決めました。
理由は、英語学校の終了証書があればTOEFLなしで入学できるからです。本来はTOEFL450点以上あれば短大には入れ、4大には500点以上が必要。

どうせ行くなら自然があり、中高とやってきテニス部がある短大に入学したい!
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悩んだ末、スカジットバレー短期大学に決定!!!
シアトルから車で2時間ほど北上した街マウントバーノンにあり、周りには釣りができる湖がたくさんあり、テニスコート6面、ついでにチューリップの生産量がオランダに次いで第2位らしい!

テニスと集中力

そしてテニス部へ!メンタル・集中力の重要さの気づき

短大に入学して私と同じように高校時代テニス部だった人と知り合いになりよくテニスをしました。

ある日、その彼がテニスジャーナルを持ってきたので目を通した時、あるページに目が止まり“コレは?!”と驚きました。高校時代テニスでお世話になった長谷川コーチがメンタルトレーニングの連載物に著者として執筆していたのです。

この人知ってる!!!  

マジっすか!?  この人のメンタルめっちゃ効果ありますよ!

へ~そうなん!?
(まぁ お蔭でオレも強くなったけどなぁ~)

実は高校時代、グリーンハウステニススクールJr強化チームに入っていた時の担当コーチがこの長谷川コーチだった訳です。

読んでいるうちに、高校時代に指導していただいたことは、“集中力を高めると言う意味があったのか“ と初めて長谷川コーチがテニスを通じてメンタルトレーニングを指導していたことに気づきました。

その後、しばらく経ったある日のこと、短大テニス部らしいグループがテニスコートで練習をしていました。 私は、燃えるような熱いものがこみ上げてきたのを今でも覚えています。

もう一度、選手としてテニスがしたい!!!

気がついたらチームの監督と話をしている自分がいました。 話がまとまり、早速用意をしてテニスコートに到着するやいなや監督が“彼とラリーをしてくれ”といきなりエース格っぽい選手を連れてきました。

ラリーの中でテニスジャーナルのメンタルトレーニングのポイントをしっかり抑えて打ち続けていると、過去の記憶が戻ってきたのか結構打ち合えました。
その上、ショットの精度が上がっていたようにも思えました。

“なんだか、以前よりもしっかり狙って打てる感覚”

お互いむきになり始めた頃、監督が“試合をしたらどうだ”と提案されたので、“OK”と軽く返事をしてしまいました。

この時、長谷川コーチのメンタルトレーニングを基に再び試す絶好のチャンスだと思ったのです。

試合が始まり、とにかく無心でボールに食らいついて拾って拾って続けた結果...

なんと勝ってもーたわ!!!

自分でも信じられないぐらい驚きました。集中の意味を理解したのか、やはり、確実に高校時代と比べるとショットの精度や集中状態、落ち着き度まで良くなっているように感じました。

振り返ってみると高校時代は身体でテニスをしていたように思います。しかし、この時は集中やイメージなど、しっかり脳を働かせてテニスができるようになったのかも知れません。

それから短大テニス部ではエースの座を獲得しチームを引っ張る役割を果たしたのです。