スポーツトレーナーの武器①

日本で活動するスポーツトレーナーの資格とは?

日本で活動するスポーツトレーナーは、主にトレーナー養成専門学校(2年)で基礎を学び資格試験(民間資格)に挑みます。

教科としては理論や実技を含め、解剖生理学、テーピング、ストレッチ、トレーニング、アスレチックリハビリテーション、栄養学、スポーツ心理学、スポーツ医学などスポーツ選手をサポートするために必要な知識を習得します。

スポーツトレーナー活動をする上での基礎的な武器

まず初めに、スポーツトレーナー活動をする上での基礎的な武器についてお話したいと思います。

コミュニケーション能力とユーモアセンス

スポーツ現場で働けるようになるには、まず、コミュニケーション能力は必須になります。加えてユーモアセンスがあれば最高です!!!

人と関わる仕事なので、会話の中で自分を知ってもらったり、笑いを取ったりすることでリラックスさせる、安心させる、癒すなどの効果に繋がり、信頼されるような人間関係が構築されると私なりに感じています。

パートナーストレッチ

言うまでもありませんが、選手にストレッチを施すことですね。最近ではストレッチ専門店ができる程、腕を磨けば選手に気に入ってもらえます。

効果としては、血流を促し細胞への酸素や栄養素の運搬を促進する。同時に体内の不純物を排出することで、柔軟性を向上させることができたり、筋肉の質が改善されケガをしにくい状態にします。

人それぞれ状態が違うので沢山練習して経験を積むことで、誰にでも迷いなくストレッチを施すことができるようになります。

スポーツテーピング

スポーツトレーナーとしてスポーツチームに対して活動を考えているならテーピングは必須です。

学生の頃、運動部に入っていたら誰でも捻挫など、ケガの一つや二つは経験あると思います。

怪我の状態、にもよりますが、テーピングなしで運動すると精々60%ほどのパフォーマンス程度。踏ん張ったり患部に無理な負荷がかかれば50%以下にもなります。

しかし、テーピングを巻いているだけで60%が80%~90%近くまで、更に心理的にも安心するので100%に近いパフォーマンスを発揮させる効果もあります。

様々な部位のテーピングを習得し、選手の訴えに合ったテーピングができるようになると選手からの絶大な信頼を得ることでしょう。

トレーニング指導

トレーニング言ってもその種類は沢山あります。筋肥大や筋力アップを目的としたマシーンやフリーウェイトトレーニング、体幹を鍛えるコアトレーニング、フットワークを向上させるアジリティートレーニング、パワートレーニング、プライオメトリクストレーニング、持久力を高めるサーキットトレーニングなど、選手のパフォーマンス向上に考えられたトレーニング法は様々です。

一般人も含め選手たち一人ひとり既に持っている部分もあれば欠けている部分もあります。その欠けている部分を見極め、その人に合ったトレーニングプログラムを提供できるようになることが大切です。

その他に、選手の集中力を高めることができたり、精神力を強化するメンタルトレーニングがあります。このメンタルトレーニングについては先にお話しした長谷川式メンタルトレーニングが最も分かりやすく即効性があるのでおススメです。

この続きは【スポーツトレーナーの武器②】でお話することにしましょう!